三重県産黒毛和牛 豊美牛 雌(未経産 )33ヶ月齢
⇧を見ただけで「おっ?」となった方は相当な肉好きですねw
※めちゃくちゃ長くなってしまいました…。和牛愛をここに置いてきたので、好きな方に読んでいただけたら幸いですw
先日#まるかつ市場本店 さんで購入してきた#豊美牛 。
前回、本マグロの誘惑に負け買い逃した#完熟近江牛 狙いで伺ったんですが、売り場に並ぶのは聞いたことのない三重県産の豊美牛…。
は?なんなんこの牛?と、ブックマークに登録してある#牛の個体識別情報検索サービス を開く。どうだい?キモチワルイだろぅ?w
ご存知の方も多い?と思いますが、牛肉は#トレーサビリティ といって、どこで生まれ、どこで育ち、いつ牛肉になったのか、がわかるように、#個体識別番号 という番号で管理されているんです。スーパーの場合は大抵バーコードと一緒に書いてありますね。
で、この豊美牛とやらの個体識別番号を検索すると、2018/12/29に島根県の#生産農家 さんで生まれた#黒毛和牛 の#雌牛 で、2019/07/04に三重県亀山市の#肥育農家 さんに引き取られ、2021/11/05まで育てられ後に#と畜 された事がわかります。
ここで注目したいのが2018年の12月に生まれ、2021年の11月にと畜されたということ。
通常、#黒毛和牛 (#飛騨牛 や#松阪牛 等#ブランド和牛 含む)は生まれてから25〜28月齢で出荷されるのが一般的ですが、この豊美牛は33ヶ月齢で出荷されているんですよね。
これ、どういうことかというと、
「25ヶ月でも商品になるものを、わざわざ時間とコストをかけて育てている」
んですよ。
黒毛和牛は#経済動物 ですから、早く出荷して次を育てて、またすぐに出荷して、って、回転を早くしたほうが作る側は儲かるんですよね。
そこをあえて、8ヶ月も長く育て、33ヶ月齢まで待って出荷する理由はずばり、
「味」
です。
牛肉の味を決める大きな要素である食べ物。これはどの肥育農家さんでもこだわりを持ってやってみえると思うのですが、長く肥育することで、より理想の味に近づけることができるんです。
ただ、問題もあって、肥育期間が長くなるほど、当然食べ物代がかかりコストがかさむ…。
また、期間が長すぎれば、肉質は固くなり、脂の色も黄色くなり見栄えが悪くなる…。
そのギリギリのラインが32〜35ヶ月齢と言われていて、こちらの肥育農家さんはそこを攻めているんですね。
いや、これ、絶対ウマイやつやん😍と、強面の精肉チーフに尋ねると、完熟近江牛の岡崎さんのお弟子さんが育てた黒毛和牛とのこと。
そりゃー買うしかあるまいて!と購入したんやけれども、ここまで読んでいただいた方はもう一度、1枚目のpicを見てみてください。
そんで100g 598円て安すぎるやろ😳
はい、ここからようやくスタートですw
すでに何百人も脱落していると思いますが気にせず進めますw
#ランプステーキ は2枚入っていたのでレアとミディアムレアに焼き分けてみたのですが、これ、想像を超えてましたわ。
赤身の旨味濃厚で、ほんとに黒毛和牛???とハテナマークが頭に浮かぶ。部位がランプなのもあるんやろうけど#短角牛 並みに旨味があるんですよね。
甘みにゆっくりと溶ける脂のバランスがええわ〜🤤←受売り
しっかり焼くことで無駄な水分が抜けてうまさが残るとの事でしたが、レアよりミディアムレアのほうが確かに数段美味い。好みの焼き加減ってのを差し引いても、これはまじで、うまい。
長良の#みなと家精肉店 さんが惜しまれつつ閉店してからというもの、市内のいろいろな肉屋さんに行ってみたんですよ。
でもね、みなと家さんを利用していた方はわかっていただけると思うのですが、あのお店、頭おかったじゃないですか?w
あそこまでこだわり抜いた牛肉なんて他の店には置いてないんですよw
そんな時に出会ったこの #まるかつ市場 さん。
みなと家さんに勝るとも劣らない、こだわり抜かれた和牛がここにはあります。
「腕だけは良い」
と、社長絶賛の精肉担当さんもたまにいらっしゃいますから、この記事で何かを感じられた方、ぜひ行ってみてくださいね😉
これを書きながらも完熟近江牛への想いは強まるばかり…。
年末までには絶対食ったるからな…🤤
店舗情報(グーグルレビュー)
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